| 左脳と右脳の機能
人の脳はその重量が約1.3kg程のピンクかかった灰色の塊で、神経細胞(ニューロン)とその支持細胞(グリア)、血管、ホルモンなどの分泌器官でできています。
このうち、大脳は縦に走る深い溝(大脳縦裂)で左右対象の2つの半球に分けられます。それぞれの半球に運動野と知覚野があります。左半球部分を左脳といい、話し言葉・書き言葉などの言語認識、論理的・科学的思考や推論、計算や数字の理解を司ります。右半球部分を右脳と呼び、イメージや想像にたけ、芸術性や創造性を司り、空間認知を行う他、直感やひらめきも右脳の作用とも言われています。脳梁(のうりょう)と呼ばれる白い神経繊維がこの2つの大脳半球を連結し、大事な情報を片方の半球からもう一方の半球に伝えています。 
イメージ(右脳)と言葉(左脳)が無意識に連鎖反応を起こし合うことで脳の働きはベストになる。 高速音声による聴覚訓練(早聴き)が潜在能力を目覚めさせ、
情報処理能力を向上させます。 このように大脳には右脳と左脳とがあり、左脳は主に言語を媒体に発達する脳である一方で、右脳はイメージや感性によって発達する脳です。人は常日頃、言語脳である、左脳ばかりを使っていて、イメージ脳と言われる右脳を使うことが少ないと言われています。
カリフォルニア工科大のジョージ・E・ボーゲン博士は、「これまでの教育は、左右ある脳の1つの半球体(左脳)だけを教育し、半分を残したままにしている。これは高いレベルに達し得るであろう可能性を持つ人間の頭脳を、そのままにしておいて学校に行かせないでいるのと同じである。」と言っています。 ではどうしたら左右の脳をバランス良く活用することができるのでしょうか?空間把握力、想像力、イメージ力を強化する等、様々な右脳開発法が説かれていますが、その一つの秘訣として脳に高速かつ大量の刺激を与えることがあげられます。速い速度で音声情報を聴くと脳はそのスピードに何とか追いついて行こうとします。このような高速での聴力訓練の後に同じ音声情報を通常のスピードで聴きますと、とても余裕を持って聴く事ができます。例えて言えば、自動車でハイウエイを高速走行した後に速度規制のある一般道路を走るようなもので、スピードは実際のそれよりもとてもゆっくりと感じ、周りの風景も余裕を持って見ることができます。これは結果として脳の情報処理スピードの向上を意味します。またこの過程で集中力の訓練にもなります。一般的な語学学習や受験勉強、資格試験対策などでは、このレベルの高速学習で多くの成果を上げていますが、更に段々とスピードを上げて行くと遂には言語脳である左脳では大量の情報を処理できなくなり、イメージや直感を司る右脳がその活動を開始するのです。(※この時の「早聴き」のスピードは、聴いていて何となくぼんやりと聞こえる程度の速さを選択するのがポイントです) デジヴォによる訓練(トレーニング)方法はとても簡単。 具体的には、デジヴォにスマートメデイア(記憶媒体)をセットし、お気に入りの英語CDなどの教材録音し、ただ繰り返して聴くだけです。最初のうちは通常速度(1倍速)から始めて、慣れてきたら2倍速・3倍速・4倍速と徐々に速度を上げて行きます。
「早聴き」による聴覚訓練を続けているうちに、右脳・左脳がバランス良く働き始めます。 創造性:creativity
について 人が何か新しくオリジナルなものを作り出すことを創造といいますが、ワラス(Graham Wallas/イギリスの心理学・政治学者/1858-1932)は創造的思考には4つの段階あるとしています。
T準備(preparation)段階、Uあたため(incubation)の段階、V啓示(ひらめき・illumination)の段階、W検証(verification)の段階です。啓示(ひらめき)期には直感や夢などからヒントが与えられることも多いとしています。(The
art of thought (Harcourt, Brace, and the World, 1926) これによると、Vの啓示(ひらめき)段階では右脳の働きが大きな役割を持つと考えられますが、TUの段階では右脳・左脳の両方、Wの検証の段階ではアイデアを評価したり、修正する左脳の役割が大きいとも考えられます。このことから、ビジネスの現場で新しい企画を開発する、斬新なアイデアを現実化するなど何かを創造する為には左脳と右脳の両方がバランス良く働く事が必要だと言えるのではないかと考えられます。そして初めて右脳のひらめきや直感を形あるものにできるわけです。 実りある未来のイメージは目標達成・成功への第一歩です。大脳を活性化させてポジテイブな毎日を送りましょう。
参考図書:七田式超右脳英語勉強法 七田 眞 著 KKロングセラーズ 七田式超右脳英語勉強法(実践編) 七田 眞 著 KKロングセラーズ
日本人の脳 角田忠信 著 大修館書店 英語の頭にかわる本 中田憲三 著 中経出版
|